旧水口図書館
by m-kyutosyokan
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旧水口図書館の地図

滋賀県甲賀市水口町本町一丁目(甲賀市立水口小学校内)

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by m-kyutosyokan | 2012-08-28 23:00 | アクセス

四季の旧図書館

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by m-kyutosyokan | 2012-08-23 22:26 | 四季の旧図書館

旧図書館ポストカ-ド

甲賀市水口町在住の画家、久米修(くめおさむ)さんが
旧水口図書館に素敵な絵をプレゼントしてくださいました
その一部を紹介いたします。作品はポストカードになっています。
8枚セット500円で旧水口図書館で販売しています。

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淡彩スケッチ 
保存改修後の旧水口図書館 
塔屋上のランタンが印象的

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パステル画スケッチ 
改修前の塔屋とバルコニー

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淡彩スケッチ
建物の歳月を見続けたクスノキ
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by m-kyutosyokan | 2012-08-23 21:46 | 旧図書館ポストカ-ド

稚 木の会の活動・イベント 2009年~2011年

稚木の会は2003年の保存整備のための市民による活用研 究会を
ひきつづき2004年5月活動をスタートさせました。
現在は月2回(第2.4日曜)の公開・清掃のほかいろんな催しを開いています
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■これ までの催し
ひと足早いクリスマス会 開催しました
2011年12月3日(土)午後


楽しい一日になりました。
当日のアルバムをご覧下さい!!

▲おかむら先生の紙芝居                     
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▲劇団モモ人形劇(長野たかし・森川あやこ)
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▲長野たけしコンサート
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▲ 畑山正之アイアンクラフト展
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2011 年10月2日(日)旧水口図書館開館記念行事
午前の部 9:00~11:30 ヴォーリズスケッチ会
午後の部 14:00~16:00 小さなピアノコンサート

*詳しくは下記チラシをご覧下さい。参加・入場無料
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恒 例のクリスマス会 12月12 日(日)
ことしも開催します!!

午前の部・クリスマスキャンドル作りと紙芝居
9:30  受け付け開始

10:00 クリスマスキャンドル作り

手作りのオリジナルキャンドルで、今年のクリスマスを飾りませんか?
参加費は100円、準備の都合上12/8までにご予約ください。

11:00  おかむら校長先生の紙芝居 

ロウが冷めるまでのあいだ、しばし紙芝居をお楽しみ下さい。

12:00  完成です!! 

午後の部・ミニコンサート

13:00 開場

13:30 【無 印不良品】(滋賀)

バンジョー、ドブロギターの達人 平井 岳と、
フラトマンドリンの五十嵐 啓之の
ふたりの奏でる軽快なカントリーのリズムに身も心も健やかに。

13:50 【三島 邦生】 (京都)

ソロ活動や、楠木しんいち、長野たかしと
フォークキャラバン隊とのユニット活動など。
自主製作CD、オムニバスCD、音楽仲間のCDにも参加。
フォークギターの弾き語りをたっぷりと味わってください。

14:35 【やどやん DX

今回のデラックスメンバーは、三島、平井、五十嵐 と、
やどやんこと宿谷が、みなさん
とごいっしょに懐かしいフォークソングを歌います。

15:00 終了予定
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「懐 かしの写真展」

ー懐かしの「昭和時代」甲賀の風景がよみがえります―

期日 2010年10月24日(日)~30日(日)
時間 午前10時~午後4時 ただし24,25日は午後7時まで開館
*展示期間中は屋上のランタンに灯がともります!!

併催 ステンドグラス作家 西尾さん(ぐらすあーと にんじん)の作品を展示します
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■ ほのぼのコンサート

 とき9月4日(土)開場 13:00 開演13:30 入場無料

 出演
  ・クラウデ・やん 懐かしの歌謡曲をウクレレ・マンドリンなどでお届けします
  ・まこ兄 さあ子をサポートに、癒しのフォークソングをお楽しみください
  ・泪(ルイ) みんなでロックンロールで盛り上がりましょう
  ・彩紋(サイモン) 最後はしっとりとバラードで酔いしれてください

 公演のようす
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2010 ホワイトデーコンサート
とき:2010年3月7日
毎年恒例のホワイトデーコンサートを開催しました。
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 スマイルズによる おはなし会 開催
とき:2009年11月22日(日) 午前10:00~11:00
絵本・人形劇・エプロンシアター・リズム遊び・・など、
子どもでも、おとなでも、どなたでも参加して楽しんでいただけるおはなし会です。
◎入場無料 活動写真同時展示

スマイルズは、東京都東久留米市を拠点として、国内・海外で活動されているおはなしグループです。
◎スマイルズからのメッセージ
「子どもたちは、お話を聞くことが大好きです。お話は、子どもたちの心に魔法をかけ、心を豊かにしていきます。
 そして、これからの人生を強く生きてゆく力の種となっていきます。私たちはそれを信じ、お話を続けているのです」
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恒 例のバレンタインコンサート
とき:2009年2月8日(日)
開場1:00 開演1:30
出演:かぼす タニムラミツル
入場無料
*かぼす→お隣日野町を代表するグループ【シュガーヒル】と
     日野・水口を舞台に活動する【ティーズ】
     このメンバーのなかの3人がユニットを結成!
*タニムラミツル→注目の高校生ミュージシャン
     オリジナル曲をひっさげて登場!!
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by m-kyutosyokan | 2012-08-23 21:44 | 稚木の会の活動・イベント

稚木の会について

稚木の会
わかぎのかい
SINCE 2004
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昭和の初めのこと 
かつて東海道の宿場町、城下町だった水口に
突如あらわれたモダンな洋館
それは子供たちの声がこだまする小学校にできた図書館でした
私たち稚木の会は戦前期のヴォーリズ建築のなかでも「珠玉の小 品」といわれる
この「旧水口図書館」に心を寄せるグループです
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by m-kyutosyokan | 2012-08-23 21:41 | 稚木の会について

日本のアンデルセン 巖谷 小 波

日本のアンデルセン 巖谷 小 波
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「あたまを くもの うえにだし・・」ではじまる唱歌「富士の山」は
皆さんご存じですね。でもその作詞が近代日本児童文学の創始者とたた
えられる 巖谷小波(いわや・さざなみ  明治3年~昭和8年)の作詞で
あること、そして小波が水口ゆかりの人物であることは、おそらくご存
じないことと思います。
 
宮沢賢治や新美南吉、小川未明は知っていても、近代の子ども文化に、
大きくまた幅広い足跡を残した小波のことを知っている人は今では多く
ありません。

私たちの会の名前「稚木の会」は、旧水口図書館がある水口小学校の校
歌からとったものですが、実はこの校歌も小波の作詞になるものです。


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   ■小波紹介
    
巖谷小波は本名を季雄(すえお)といい、明治3年巖谷修の
三男として東京で生まれました。巖谷家は代々藩主加藤氏に
医者として使える藩士で、父巖谷修も藩医となりましたが、
能吏であったこと、また母を介して宮中ともつながりが
あったことから、明治維新の時に新政府の官僚になりました。
父はまた「一六(いちろく)」の号で書家としてもの知られ、
「明治三筆」の一人、近代日本書道の開拓者として、
書の世界ではよく知られています。

そんなわけで父や兄は巖谷家の家業である医学を
彼に修めさせようとしましたが、ながく宮中に仕えていた
祖母の影響もあり、読み物や芝居が大好きで、
やがて文学の道を志すようになりました。当然父や兄は
猛反発。後に昭和天皇の学問を担当する近江膳所出身の
杉浦重剛の仲介で、なんとか文学にいそしむことを許されました。
明治の文学者にはよくある話ですが、小波は高級官僚の
おぼっちゃんだったところが特徴といえるかもしれません
(下の写真からもおわかりになるでしよう)。
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     尾崎紅葉と小波(右)


18歳のとき小波は尾崎紅葉らとともに有名な「硯友社」の
創設に参加、その同人として人情小説を発表しますが、
明治24年(1891)発表した『こがね丸』(犬を主人公とした
仇討ち物語・手塚治虫のかかわったアニメ映画
「わんわん忠臣蔵」はこれが原案になっているようです)
が大ヒット。これ以降当時はまだなかった子ども読み物の
ジャンル「おとぎ噺」に専念。明治時代を代表する児童文学者となりました。

   ■小波のしごと

子ども文化の歴史を語るとき、多くの分野でその
トップバッターとして小波の名前があがってきます。
小波は恵まれた境遇からくるおおらかさ、内外の文化
に対する深い教養、なみはずれた好奇心を持ち、
まさにマルチな活躍をしました。
    
○作家として・・・膨大な「おとぎ噺」の創作のほか、多くの昔話や
伝説を子ども読み物として再話し定着させました
(私たちの知っている桃太郎も浦島太郎も実は小波の再話が
ベースになっています。これはフジテレビの「トリビアの泉」
などでも何度も紹介されています)。またアジアやヨーロッパの
昔話を膨大な「世界お伽話」シリーズで紹介、当時の子どもたちに
異文化への関心を広げました。小波の原稿料は鴎外な
文豪たちと肩を並べていたんですよ。

○編集者として・・小波が主筆となった「少年世界」をはじめ、
多くの子ども向け雑誌を手がけ、子ども向け文芸を発展させました

○口演童話家として・・早くからお伽噺の口演(こうえん)に
関心を持ち、全国各地の子どもたちにお話を届けました。

○国語問題に対する提案・・小波はドイツ語が堪能で、
明治33年から2年間ベルリンに派遣されベルリン大学
(現フンボルト大学)の東洋語学校で、日本語を教えた経験から、
文部省の委員となると「わ仮名」「発音式仮名遣い」と呼ばれる、
仮名遣いを提唱、自分の作品もそれに従いました。わ仮名とは
「○○わ歩きました」というように「は」ではなく、発音通り
「わ」と書くものです。みなさんも子どもの時よく間違ったでしょ。

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お伽口演の小波 子どもたちが乗り出しています              
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妻勇子は水口出身です

■水口と小波
    
小波は東京生まれですが、水口は巖谷家の故郷であり、
妻勇子も水口から迎えるなど、水口には特別の愛着を終生持ち
続けていました。とくに明治43年、郷里を代表する学校である
水口小学校の校歌を作詞したことは、水口人にとっては最大の
プレゼントとなりました。以来100年以上、親子4代にわたって歌い継がれています。

一 城山高くあらずとも 今の稚木の生い立たば 
   やがて雲をも凌ぐべき 茂山となる日こそこめ

二 野洲川深くあらねども 清き流れに澱みなし 
   岸に芥もよせあへず 濁りはせじなとこしえに

三 稚木の勢(きおい)たのもしき 此所を学の庭として 
   清流に我が心 うつして断えず研かなむ

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   ■小波を知る資料館と本あります


巖谷一六・小波記念室
 
甲賀市水口歴史民俗資料館(電話0748-62-7141)
に設置された記念室で小波と父一六の仕事を知ることができます  

この資料館は「巖谷一六・小波記念室」の運営とこれを拠点とした
とくに小波の業績を紹介してきた活動が評価され
2003年、第26回「巖谷小波文芸賞 特別賞」
(主催・財団法人日本青少年文化センター)を受賞しています。

「巖谷小波文芸賞」については 
上記センターURL→ http://www.seibun.or.jp/prize/prize.html
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  水口町(当時)教育委員会が2003年に発行したブックレットです。
  タテ21.5センチ ヨコ15.3センチ 23ページ
  小学校中学年ぐらいから楽しめます。
    
  上記資料館で購入できます。
  1冊500円(送料別)
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by m-kyutosyokan | 2012-08-23 21:39 | 巖谷 小波

甲賀市内のヴォーリズ建築

甲賀市内にはかつて5、6棟のヴォーリズ建築がありました。
ここでは旧水口図書館以外の現存する2棟を紹介します。
 
 ■日本基督教団水口教会(甲賀市水口町城東)

昭和3年(1928)にヴォーリズの近江ミッションによって建てられた教会建築です。 
現在は会堂(木造モルタル造)とレンガ積みの門柱が国の登録文化財となっています。
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水口教会は水口藩の旧藩士や町の有力者などがかかわって創立された教会。
後に近江ミッション(近江兄弟社)の傘下に入りました。この会堂は民家のように
シンプルで、やさしい表情をしています。近年まで屋根は天然
スレートで葺かれていました。教会の後ろには幼稚園があり、
いつも子どもの声が響いています
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●アクセス/JR貴生川駅から近江鉄道乗り換え、「水口石橋」下車徒歩5分


 ■滋賀銀行寺庄支店(甲賀市甲南町寺庄)

大正14年(1925)に「寺庄銀行」の本店として建てられた
鉄筋コンクリート2階建ての重厚な建物です。
正面中央に玄関を置き、その上部に半円のアーチに
囲まれた窓を設けています。またギリシャ建築風の円柱を配置し、
いかにも銀行らしい雰囲気です。
寺庄は杣川にそって伊賀へ抜ける杣街道上に開けた在郷町の一つ。
銀行のまわりには落ち着いた家並みや、珍しい六角形の仏堂建築
として知られる「六角堂」があり、少し足をのばすと「甲賀流忍術屋敷」などがあります。
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●アクセス/JR寺庄駅から徒歩5分
 
     
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by m-kyutosyokan | 2012-08-23 21:37 | 甲賀市内のヴォ-リズ建築

故郷への熱い思い 井上好三郎氏(1881~ 1943)

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旧水口図書館は水口出身の実業家井上好三郎さんの寄付により、昭和3年(1928)に建てられました。今から85年も前のことです。明治 14年、宿場町の面影を残す市街中島町に生まれた井上さんは、15歳のとき大阪に出て金物商に勤めます。
人一倍努力し、常に周囲の模範となる働きをしたことから、店主の井上家に見込まれ養子となり、やがてねじ釘やボルトなど建築用金物を扱って業界屈指の商店として発展させ、大きな成功をおさめました(現井上鋲螺工業株式会社)。

 当時の経済人には、利益を求めるだけでなく、それを通じて社会に対し貢献する人が少なくありませんでした。井上さんも故郷である水口を忘れることなく、水口図書館の新築を思い立ち、建築費用の11,000円の全額を寄付し、ヴォーリズ建築事務所に設計を依頼、昭和3年秋に竣工。以後この建物は昭和45年 (1970)まで「水口町立水口図書館」として使用され、多くの人に本と出会う楽しさを提供しました。

井上さんの故郷に対する思いを、これからも大切にしたいものです。

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図書館を背景に卒業写真(昭和5年頃)             
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昭和3年10月25日竣工・寄贈を示す銘板
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by m-kyutosyokan | 2012-08-23 20:50 | 寄贈者 井上好三郎氏

ヴォーリズらしさにあふれた珠玉の小品 旧水口図書館の概要

イオニア式円柱を配した玄関ドア上のドームには、灯火と本とオリーブがあしらわれ、
「知の館」にふさわしいイメージを演出しています

滋賀県ゆかりの人物として知られ、宗教家・社会事業者としても大きな足跡を残した建築家ウィリアム.メレル.ヴォーリズ(1880~1964)は、教会や学校、住宅や店舗など幅広い分野に数多くの作品を残していますが、この建物は戦前における最盛期の作品として知られています。  

ヴォーリズの作品は特定の様式にこだわらず、使い手の立場を大切するところに力を注がれています。簡素でありながら清潔感にあふれ、しかも高い実用性を備えていることに特徴があります。

旧水口図書館は住宅のような小規模な建物ですが、シンプルな中にも玄関やバルコニー、塔屋上のランタンなどに「知の館」にふさわしいデザインが見られます。また公共図書館でありながら、立地上小学生の利用を念頭においた設計態度がうかがわれ、多くの人に親しまれました。

ながく放置されていたため、建物はいたみが目立ちましたが、今回の保存改修工事により往時の姿がよみがえり、改めて建物としての魅力を再発見できるようになりました。

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【建物概要】
鉄筋コンクリート2階建(一部レンガ造)塔屋付・陸屋根 施工者未詳  
 建築面積 52平方メートル
 昭和3年竣工  昭和45年まで公共図書館として利用
 平成14年まで  水口教科書センターとして利用  
 平成13年10月 国の登録有形文化財となる
 平成16年9月  保存改修工事に着手する
 平成16年3月  保存改修工事が完了


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【保存工事写真】

  ■昭和40年代後半の建物        
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  ■改修前の建物外観          
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   風雨を直接受けるため痛みは早く、昭和52年頃には塔屋上のランタンがなくなり
建物だけでなく庭も荒れてしまいました

  ■改修前の2階旧閲覧室 
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1970年から 30年間ほとんど使われなかったため、強い湿気と雨漏れで
ひどく傷んでいました。工事は膨大な図書類の移転からはじまりました

  ■改修工事のようす
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主要な構造を除き、壁はレンガ積みでした、当時としてはよくある手法のようです

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床板や階段建具もすべてていねいに解体し、使えるものはすべて再利用されました
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by m-kyutosyokan | 2012-08-23 20:34 | 旧図書館概要

旧図書館 たてもの案内

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【1階】
    ■玄関とホール
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 こじんまりとした玄関ホール。照明器具は当初のものを整備して利用。
  レンガ敷きの玄関と低い上がりがまち。下駄箱は廃棄した書架を
 リサイクル。物置を利用してトイレを新設。  

    ■旧事務室
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  米松の床のこげ茶色・クリーム色の壁・白漆喰の天井が
  コントラストを見せて印象的。両開きの窓の上には、
  さらにフランス窓が設けられ風通しのよい建物となっています。
  照明器具は当時の設計図に近いものを採用。
  見学された多くの方がこんな家なら住んでみたいとおっしゃいます
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  書庫の扉は鉄扉
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  近づいて見るとニスによるマーブル模様が!   
            

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【階段~2階】

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  手すりは曲線を用い優しい手触り     
  階段段板の下には籾殻を入れて吸音
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 扉の下に敷居のない2階フロアー
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【2階】
   ■旧閲覧室                   
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 2階は閲覧室。窓際にベンチがあり、のんびりできます  
   
   
   ■塔屋内部
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 屋上へ上る階段。鋼板で耐震補強がされました

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【外観】 
   ■ 屋上ランタン          
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 屋上は設計図には「屋上庭園」とありました   
       背景は水口小と郷土の山「古城山」     

   ■北西面(日野道側)
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  小さいが堂々とした印象です



            
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by m-kyutosyokan | 2012-08-23 11:33 | 建物の案内